夏の繁忙期をなんとか乗り切り、リフレッシュ旅に出ました。私は「短い休みでも、あれこれ詰め込んで多角的に楽しみたい」という欲張りな旅が好きです。今回もその性分が出て、シルバーウィークの6泊7日で、都会のタイ・バンコクと初めてのベトナム・フーコック島を1回でまとめて味わうことにしました。
先に言っておくと、この旅程は万人向けではありません。こんな人にはおすすめしません(少し中級者向けかもしれません)。
- バンコクが初めての人(土地勘がないと、移動の乗り継ぎでつまずきます。またバンコクには素晴らしい寺院など定番の見どころがたくさんありますが、今回の旅では訪問していません。)
- ツアーのような「手配された安心感」がほしい人
- 頭に地図が入っていない人(Grabとボートを自分で乗り継ぐ前提です)
逆に、会社員で限られた連休で、都会もリゾートも1回で欲張りたい人、自分で組み立てて動くのが苦じゃない人には、かなりおいしい旅になります。
前編では、初日のバンコク(到着〜ICONSIAM〜アジアティーク)と、2日目の朝にフーコックへ発つところまでを書きます。


なぜ「バンコク+フーコック」を一度に両取りしたのか
バンコクはこれまでも何度か訪れていて、あの都会的でありながらパラダイスのような開放感と、日本にはない活気が好きな街です。一方でフーコックはSNSでもちょこちょこ見かけるよになり、最近気になっていた場所。JWマリオットのフーコック(https://www.marriott.com/ja/hotels/pqcjw-jw-marriott-phu-quoc-emerald-bay-resort-and-spa/overview/)が気になっていて、「いつか泊まりたい」とずっと思っていました。以下は公式より拝借した画像ですが、この圧倒的映え感(笑)


バンコクで街遊びを満喫しつつ、中日でリゾートにこもってのんびりする。欲張りではありますが、私にとってはこれが一番満足度の高い組み方でした。ちなみにバンコクからフーコックは当然国境を越えますが、距離にして500Km強の近さ(東京から岡山くらい)。飛行機で1時間半もあれば着くので、日本の国内線感覚で移動できちゃいます。
6泊7日の組み方
配分はバンコク4泊、フーコック2泊。バンコクを拠点にして、真ん中の2泊でフーコックへ飛ぶ形にしました。行って戻ってこられるので、街の楽しみとリゾートの楽しみを両取りできます。
往路はANAで羽田からバンコクへ(NH847便)
往路は羽田発のANA、NH847でバンコクへ。機材はボーイング787-10、座席はエコノミーでした。
9月の東京〜バンコクの直行便エコノミー往復は、時期や航空会社によって幅がありますが、LCCなら5万円台から、ANAやJALなどのフルサービス系だと7〜10万円ほどが目安です。
機内食はシーフードドリア。クリーミーでおいしかったです。窓の外の景色を眺めているうちに、約6時間でバンコクに到着しました。昼行便且つ割と新機材である、787-10のシートは大変快適でした。















スワンナプーム到着、Grabで市内へ
到着してまず一杯、空港でタイティーを。相変わらずの甘さで、「あぁ、タイに来たな」と実感する安定の味です。ちなみに、以前はペラペラだったプラカップが、しっかり厚みのあるものに変わっていた気がします(気のせいでしょうか)。
市内への移動はGrabを利用。料金は454THBでした。配車アプリが使えると、この手の移動が一気にラクになります。逆に言えば、これが使いこなせないと初バンコクはしんどい、というのが正直なところです。


拠点はセントラルピア直結、ホリデイイン・エクスプレス
初日の宿はコスパを重視するのと、翌朝にすぐにフーコックに移動するため、あまりホテルステイには拘らないという理由で「Holiday Inn Express & Suites Bangkok Central Pier」に1泊しました。名前のとおりチャオプラヤ川からアイコンサイアムや王宮・寺院方面へのボートが運行されている、Sathornのセントラルピアに近接しています。またBTS(高架鉄道)のSaphan Taksin駅も近く、バンコク中心部からはやや南西に外れていますが、観光の拠点としてはかなり立地が良いです。さらに、オープンが2024年2月オープンということもあり非常に綺麗でした。やっぱり、新しいホテルを選ぶことのメリットは大きいです。
はIHGのポイントを使った特典泊。1泊10,000ポイントのところ、手持ちの5,000ポイントに加えて、足りない5,000ポイントを33USDで買い足して充当しました。実質「5,000ポイント+33ドル」で1泊できた計算です。しかも朝食無料付き。
初めてのバンコクで寺院巡りを楽しみ、ホテルは夜休むために帰るくらいであれば、かなり良い選択肢だと思いました。








夜のICONSIAMへ
チェックイン後は、さっそくICONSIAMへ。サトーンピアからシャトルボートに乗り、10分ほどで到着します。夕暮れの川から、ライトアップされたICONSIAMを眺めるこの時間が、なかなか気持ちいいのです。これだけで十分観光になります。



館内のSookSiam(屋内フローティングマーケット)は、極彩色の装飾と屋台がひしめく賑やかな空間。今回は平日だったこともあって空いていて、ゆっくり見て回れました。この日はディナーの本命があったので見物だけ。日本にもこんなダイナミックで行くだけで、楽しめるような施設があると良いのになと心底から思います。。






ミシュラン掲載店NARAでタイ料理ディナー
この日の夕食は、ICONSIAM内のタイ料理店「NARA」。ミシュランに複数年掲載されている有名店です。バンコク市内ではどこの大型のショッピングモール内にもテナントとして入っています。食事の盛り方が独創的で、店内もおしゃれです。頼んだのは定番のコームーヤーン、イカの唐揚げ、マッサマンカレーなど。
味は文句なしにおいしかったのですが、さすがは高級店で、2人で8,000円ほど。屋台メシの感覚でいると驚く値段です。ここは「安く済ませる場所」ではなく、「きちんとおいしいタイ料理を、きれいな空間で食べる場所」と割り切るのがいいと思います。




そのままアジアティークへ、恐竜に追われる夜?
夜はさらにアジアティークへ足を伸ばしました。移動はGrab。お目当ては、アジアティークの敷地内でやっている「ジュラシック・ワールド ザ・エクスペリエンス」です。妻がシリーズの大ファンでこれを目当てに行きました。ユニバーサルスタジオのアトラクションを切り出したような感じです。
チケットは2人で1,978THB(2025年9月時点)。入ったのは21:00の最終回で参加者もまばら。6人ほどのグループにガイドが付き、コースを1時間強かけてウォークスルーで回る形式でした。キャストの方は皆さんタイ人ですが、進行や案内は英語でしてくれました。中では映画さながらにトラブルが発生し、気づけば肉食恐竜に追いかけられる展開に。



翌朝は話題のカフェSarniesで朝食
翌朝。ホテルには無料の朝食が付いていたのですが、会場をちらっと覗いただけで、あえて外に出ました。向かったのは、サトーンにあるカフェ「Sarnies」。シンガポール発祥のカフェですが、バンコクの方が力を入れているようで市内に系列店8店舗を展開しています。インスタでずっと気になっていた店で、ホテルからも近かったので、思い切って足を運んでみました。
ローカルな市場や住宅街を通り抜けた先にあるので、たどり着くまでは「本当にこの先におしゃれカフェが?」という道のり。ですが、これがまた旅している感があって良い時間でした。
名物のエッグベネディクトはトムヤム味。ピリッと辛みが効いていて、変わり種として当たりでした。そして冷たいラテがとにかく最高。店はそんなに広くなく、そこそこ混んではいましたが、並ぶほどではない。この「並ばずに入れる心地よさ」が、日本の人気カフェにはない余裕でした(日本だったら確実に行列です)。







いよいよフーコックへ、ドンムアンからエアアジアで
朝食を終えたらチェックアウト。Grabでドンムアン空港へ向かいます。料金は337THB、所要36分、10:28着。ここからエアアジアのFD660(12:00発)で、いよいよ初めてのフーコックへ飛びます。
バンコクを一度離れるわけですが、気分は完全に高揚モード。久しぶりの東南アジアのリゾート路線に、ちょっとした冒険感すら覚えます。しかも、2日後にはまたこのバンコクに戻ってこられる。行きっぱなしではない安心感も、この旅程のいいところです。
というわけで前編はここまで。中編では、この旅のハイライトのひとつ、JWマリオット・フーコック滞在記をお届けします。





コメント