ターキッシュエア→エバー航空乗継ぎでイスタンブール→台北→成田搭乗記【後編①】|ターキッシュエア長距離便レビュー&エバー航空ラウンジ

フライトレビュー

この記事でわかること

  • ターキッシュエア IST→TPE(B777-300ER)の機内・アメニティ・機内食レビュー
  • エバー航空 台北桃園空港のInfinity Loungeのシャワー・バー・食事全貌

イスタンブールを夕暮れに飛び立ちます

前編でたっぷり楽しんだISTターキッシュラウンジを後にして、いよいよ本旅最長フライトへ。

ゲートに向かうと、今回登場するTK24便の機材が停まっていました。

ISTゲートに停まるB777-300ER。パリ→イスタンブールのA321neoとはスケールが違います

前編のA321neoとは別次元の存在感です。フライト時間は約11時間。長距離路線の始まりです。

スターアライアンスゴールド(SFC)による優先搭乗でスムーズに機内へ。ISTを夕暮れに離陸しました。

離陸後のイスタンブール空港の全景。広大なターミナルが眼下に広がります。


機内アメニティ:ラコステのポーチが出てきました

B777エコノミーのシートは、青×赤×紺のターキッシュカラー。

B777エコノミーシート。赤いピロー・毛布がセット済みで長距離線の準備が整っています

機内の様子。ターキッシュ航空のロゴがシート間に光ります。ワイドボディ機ならではの開放感があります

搭乗時には既に座席に配布されたアメニティポーチが予想外の内容でした。

ラコステ×ターキッシュ航空のアメニティポーチ(2色展開)。モニターにはイスタンブールの街並みが映っています

そもそもエコノミーでアメニティがもらえる事自体有難いのに、ラコステのポーチが出てくる航空会社はそう多くありません。

アメニティの中身一覧。スリッパ・アイマスク・耳栓・デンタルセット。長距離線の必需品がひと通り揃っています

また、機内トイレには、トルコ老舗コスメブランド「Eyüp Sabri Tuncer」のアメニティが置かれていました。エコノミーのトイレにもコロンやローションが置いてあるのは嬉しいですよね。

トイレのアメニティ。「BLUE VOYAGE」シリーズのオードコロンとボディローション。細部へのこだわりがターキッシュ航空らしいです

機内食:メニューから選べる本格トルコ料理

長距離線らしく、機内食もしっかりしていました。まずはメニューカードが配られます。今時エコノミーでもメニューカードが配られるは非常に有難いですよね。

TK24便の機内食メニュー。1食目は前菜のスモークサーモン・チャジキから、メインは「グリルチキン」か「ナスと挽肉(ムサカ)」「ニョッキ」の3択。2食目は着陸前には「オムレツ」か「スーボレイ(トルコ風チーズパイ)」「ブレッド&バタープディング」が選べます。2食とも3食から選べるのはかなり優秀です。

【1食目】メイン1:グリルチキン

一食目は「グリルチキン」と「ナスと挽肉の煮込み(ムサカ)」を一つづつ選択しました。まずグリルチキンはメインのチキンにローストパプリカ・ズッキーニ・ポテトグラタン添え。まるでいいところのレストランのような高級感ある味わいでさすがターキッシュといった感じです。サイドのスモークサーモン・チャジキ(ヨーグルトディップ)もいいアクセントです。また、小さなチョコレートケーキやトルコパンも頂きました。

グリルチキン+スモークサーモン・チャジキ・チョコレートケーキのトレー。トルコチャイとともにいただきました

【1食目】メイン2:ナスと挽肉の煮込み(ムサカ)

バターライス添えのトルコ家庭料理的な一品。搭乗前に訪れたターキッシュのラウンジでもムサカを頂き大変気に入ったので、機内でも頂けて最高です。ナス、トマトやオリーブオイルの旨みが絶妙に絡み合う独特の美味しさが堪りません。

ナスと挽肉のムサカ風+バターライス。本場のトルコ料理がエコノミーで楽しめるのはターキッシュならではです

ギャレーのセルフサービスも充実していました

食事以外でも、ギャレーエリアには水とスナックが常設されていました。

ギャレーの水コーナー

「SNACK CORNER」の看板のもと、チョコレート、プレッツェルといったお菓子やピーナッツが山盛りです。いつでも取りに行けるスタイルです。

着陸前の2食目

台北到着数時間前、着陸前食として朝食スタイルの軽食が提供されました。3択ではありましたが、運悪く残り一種類しか選べませんでした。

ブレッド&バタープディング(バニラソース&ベリーラグー添え)、ホワイトチーズ・トマト・きゅうりのサイドプレート、アプリコットヨーグルト、チャイとともにいただきました


台北桃園国際空港(TPE)到着

約11時間のフライトを終えて台北桃園国際空港へ。

台北着陸前の眺め。朝の台湾の農地と街並みが眼下に広がります。

チャイナエアライン機が並ぶ台北らしい光景です。私たちは乗り継ぎ時間が5時間ほどあったので、一旦台湾に入国するため、イミグレに進みました。


キャンペーンで台湾ウェルカムバウチャー(5,600円分)を頂きました。

手荷物受け取り後、桃園空港の乗り継ぎキャンペーンのバウチャー受け取りのため、旅客服務中心に立ち寄りました。 台湾政府・観光局のウェルカムバウチャー(TWD300×4枚)。2人分で合計TWD1,200分(約5,600円相当)が無料でもらえます。

台湾政府が実施する外国人旅行者向けのキャンペーンで、空港内や市内の指定店舗で使えます。

台湾観光庁(交通部観光署)のキャンペーン詳細。

①実施期間:2025年11月1日~2026年10月31日 ※予算上限に達し次第終了

対象:1. 外国籍旅券所持者(日本旅券含む)
    2. 桃園国際空港で24時間以内に国際線を乗り継ぐ旅客

詳しい情報はこちらのURLをご覧ください。バウチャー受け取り以外にも半日無料観光などもあります。https://go-taiwan.net/ikutabi/archives/15441

早速、第2ターミナル4Fのフードコートへ向かいました。

ターミナルのフロアマップ

ターミナル内には気になる台湾グルメの店が揃っていました。豆花の専門店「小南門伝統豆花」、バクテーの「洋洋肉骨茶」、タピオカの「KEBUKE CLUB」まであります。

B2にある小南門伝統豆花の店内。台湾スイーツが気軽に食べられるのはいいですね。
豆花のメニューボード。ピーナッツ・タピオカなど多彩なトッピングが揃っています

KEBUKE CLUB(台湾紅茶ドリンク専門店)でバウチャーを使い、出発ホールを見渡せるカウンター席でひと息つきました。

KEBUKE CLUBのドリンク+バウチャー。背後にはTPEの広大な出発ホールが広がります

またふと寄った7-ELEVENで台北市内にある超有名店「阜杭豆漿」の豆乳がありました。

「阜杭豆漿」とのコラボの豆乳。台湾旅行好きは即買いですね。

エバー航空ラウンジ(Infinity Lounge)

チェックインではスターアライアンスゴールドレーンを利用しました。

エバー航空スターアライアンスゴールドチェックインカウンター

ターミナル内ではエバー航空名物のハローキティ仕様チェックイン機コーナーも発見しました。誰も利用はしていませんでしたが、どんな条件だったら利用できるのでしょうか。

ハローキティ柄のセルフチェックイン機コーナー。エバー航空の個性が光ります

制限エリア内4Fへ向かうと、案内板にラウンジの全容が確認できました。

4Fのラウンジ案内。エバー航空はGarden・Infinity・Star・Clubの4ラウンジを展開しています。SilverKrisラウンジも同フロアにあります
エバー航空ラウンジ(EVA AIR Lounge)入口。ネイビーとパープルの照明が印象的です

エバー航空の桃園空港のラウンジは以下の4つに分かれており、それぞれ入室条件が細かく異なっています。私はANAのSFCとしてスターアライアンスゴールドを保持しているので、The Starを今回利用しました。以下は2026年5月時点の情報ですが最新情報はエバー航空のHPをご参照ください。

ラウンジ入室条件営業時間
The Gardenエバー航空 Infinity MileageLands ダイヤモンドカード会員で、エバー航空・ユニー航空・スターアライアンスメンバーのフライト搭乗時05:15〜23:30
The Infinityエバー航空フライトのロイヤルローレル/プレミアムローレル/ビジネスクラス搭乗者、またはスターアライアンスメンバーフライトのファーストクラス/ビジネスクラス搭乗者04:30〜23:30
The Starエバー航空 Infinity MileageLands ゴールドカード会員、またはスターアライアンスゴールド会員で、スターアライアンスメンバーのフライト搭乗時04:30〜23:30
The Clubエバー航空 Infinity MileageLands シルバーカード会員で、エバー航空またはユニー航空フライト搭乗時、またはスターアライアンスゴールド会員で、スターアライアンスメンバーのフライト搭乗時05:30〜10:00 / 16:00〜21:30
共通の注意事項: AM4:30〜AM9:30のピーク時間帯は、シルバー会員以上の特典である「同伴者のマイルを使用したラウンジ利用」が一時停止されます。

The Starラウンジに入室すると開けると、長い独特な電飾の廊下が続きます。

ビュッフェカウンター

ビュッフェエリアのシンボルは天井の円形銀河ディスプレイです。

ビュッフェカウンター全景。銀河天井ディスプレイが圧巻です。ISTラウンジとはまた違う洗練された雰囲気があります

ホットビュッフェ。スクランブルエッグ+スパイシーソーセージ炒め、トマト煮込みなど台湾らしいラインナップです

デザートには蒸籠に入った黒糖年糕が並んでいました。

蒸籠の黒糖年糕。温かいまま提供される台湾ラウンジならではのデザートです

おでん(鍋東煮)コーナーも台湾ラウンジらしい設備です。

鍋東煮(おでん)コーナー。魚丸・コーン・大根・魚ケーキなど台湾おでんの定番食材が並んでいます。その他ブレッド類やデザート、ヨーグルト、サラダバーなど定番のものは揃っています。

台湾ブランドウィスキーのKAVALANが置いてありました

冷蔵庫にはハイネケン・コカコーラ・台湾ビールが並んでいました。バーコーナーにはKAVALAN(カバラン)シングルモルトウイスキーをはじめ、ジョニーウォーカー・Bombay Sapphireなど幅広いラインナップが揃っていました。

冷蔵庫いっぱいのドリンク。ハイネケン・コカコーラ・スプライト・台湾の豆乳まで揃っています

バーコーナー。台湾産カバランシングルモルト・ジョニーウォーカーBlack・Bombay Sapphireなど10本以上。ラウンジで台湾ウイスキーが飲めるとは贅沢でした

白ワインもアイスバケットで冷却されていました。

甘党にも嬉しいサービス(ハーゲンダッツ&Pierre Hermé(ピエール・エルメ)コラボのクロワッサン)

ラウンジ内はハーゲンダッツのビュッフェもありました。右上はマンゴーフレーバーで台湾らしさもあって、これは必食ですね。

また、奥まったエリアにはピエールエルメとコラボしたクロワッサンも置いてあり、ちょっとした驚きでした。甘い粉砂糖のようなもので一部コーティングしてあり、コーヒーとの相性抜群です。

お昼過ぎにビュッフェメニューが変わりウマ魯肉飯が登場

お昼を過ぎた13時頃からはビュッフェのメニューが変わりました。お馴染み台湾グルメの雄、魯肉飯が登場するほか、鶏もも肉の煮込みなど少しガッツリ目のメニューも加わりました。

台湾ビール+おでんで、出発ホールを一望しながら一息つきました。

台湾ビール+おでん(関東煮)+炒め物プレート。背後にはTPEの第二ターミナルの出発ホールが広がります。これがラウンジ体験の醍醐味です

こちらは魯肉飯です。この後台北のシンガポール航空のラウンジにもハシゴして(後編②)、魯肉飯をいただいたのですが、エバー航空のラウンジの魯肉飯の方が、街中の美味しい魯肉飯屋で食べているのと同じくらい美味しかったです。さすが台湾の自国キャリアといったところ!

休憩エリアも充実しています

食事エリアの奥には、プライバシーブースや半個室リクライナーが並んでいます。

半個室リクライナーブース。仮眠にも使えるプライベートな空間です。写真では見切れていますが、オットマンもあるので、快適に眠ることができます。ちょうどイスタンブールからの長距離フライトで疲れていたので、こちらで仮眠できて助かりました。

シャワールーム:アメニティはL’OCCITANEでした

今回の台北ラウンジで特に印象的だったのがシャワールームのクオリティです。

シャワールーム全体。清潔感があり、広めのガラス張りシャワーブースが確保されています

シャワーボトルはL’OCCITANE(シャンプー・コンディショナー・シャワージェル)でした。シャワーも日系メーカーの高性能なスペックのタイプでした。

L’OCCITANEの300mlボトル3本。5 Essential Oilsシリーズです。業務用の小瓶とは格が違います

洗面台にはエバー航空オリジナルのスリッパ・台湾茶繊維綿棒・歯ブラシ・シャワーキャップが揃っていました。

アメニティトレー。EVA AIRスリッパ・L’OCCITANEボディローション・シャワーキャップ・歯ブラシ・綿棒・コーム

11時間のフライト後にを浴びると、そこからの旅が格段に快適になります。エコノミークラスでもスタアラゴールドがあればこれが使えるのは、SFCを持つ大きな理由のひとつだと改めて実感しました。


後編まとめ:台北乗り継ぎは「ご褒美」でした

今回のIST→TPE区間と台北での乗り継ぎを振り返ると、「乗り継ぎ=面倒」という概念が完全に覆されました。

  • ターキッシュ航空B777エコノミー:ラコステのアメニティポーチ・2食の本格的機内食・スナックコーナーと、エコノミーとは思えない充実ぶりでした
  • 台湾ウェルカムバウチャー:乗り継ぎでもTWD1,200分(2人分)が無料でもらえ、フードコートでの台湾グルメ体験に直結しました
  • エバー航空Infinity Lounge:L’OCCITANEのシャワー・おでんコーナー・カバランウイスキーと台湾らしい個性が光る内容でした
  • SilverKrisラウンジ:後編②で紹介
  • スターアライアンス塗装B787:帰国便でまさかの当たり機体でした

「直行便でさっさと帰る」よりも、乗り継ぎを上手く活かして体験を増やす旅の組み方は、コストを抑えながら満足度を最大化できる選択肢だと改めて実感した帰路でした。もちろん時間の制約は無視できませんが。。

次の記事では、エバー航空BR196(台北→成田)の機内食・搭乗体験をご紹介します。


← 前編はこちら(「ターキッシュ航空でパリ→イスタンブール搭乗記|パリのフォアグララウンジ!?と世界最高峰のISTラウンジを3時間満喫した話【2026年1月】」)

次の記事はこちら →(桃園シンガポール航空ラウンジ、エバー航空BR196 台北→成田搭乗記)(公開後にリンク追加)

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