この記事でわかること
- パリ(CDG)発ターキッシュ航空のチェックイン〜搭乗の流れ
- パリCDGスターアライアンスラウンジのリアルな食事内容
- ターキッシュ航空エコノミーの機内・機内食レビュー
- イスタンブール空港(IST)ターキッシュラウンジの全貌
なぜパリ→イスタンブール→台北→東京というルートにしたのか
2025年〜26年の年越しロンドン、パリ旅行に行きましたが、帰国ルートの選定に少し悩みました。
往路の東京(NRT)→上海(PVG)経由→ロンドン(LGW)(詳細はこちら)は5.7万円と中華系航空会社の恩恵に預かり、比較的安価に取れましたが、復路は中華系でも価格相場が高く、Skyscannerと睨めっこの日々。パリから成田への直行便はもちろんありますが、正直なところ値段がネックなので論外。候補としてはLOTポーランド航空のワルシャワ、ソウル経由やチャイナエアラインでのフランクフルト、台北経由等がありましたが、いずれも片道一人20万円弱という価格感でちょっと厳しい結果でした。
比較した結果、「①ターキッシュ航空でパリ→イスタンブール経由→台北」、そこからは別手配で「②エバー航空の台北経由東京」というルートの方が安く組めることがわかりました。正直格安では全くないですが、年末年始の価格高騰期ではそこそこ頑張った方だと思います。以下のように①と②で別切りの航空券をTrip.comで発券しました。
実際の値段は①パリ→イスタンブール→台北(ターキッシュエア利用)が123,350円、②台北→成田が54,480円でした。※いずれも一人当たりの値段です。
「乗り継ぎ2回は面倒では?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、全旅程がスターアライアンス系のため、SFCをフル活用し、しかもあの有名なターキッシュラウンジを使えると知っていれば、むしろ空旅好きには楽しみな選択肢になります。
結論から言うと、若干疲れましたが、このルートは大アリでした。
出発前夜:CDG空港近くのホテルに前泊
夜のパリ市内のオペラ前からCDG行きのロワシーバスに乗り込みシャルルドゴール空港のT1で下車、そのまま空港敷地内のResidence Inn by Marriottへ向かいました。(旅行者の味方、オペラ座発のロワシーバスは2026年2月で廃止となりました。。悲報ですね)


空港近くのホテルを選んだ理由はシンプルで、翌朝の早朝のチェックインをゆとりを持って迎えたかったからです。こちらは持っていたマリオットポイント泊で22,500ポイントでした。マリオットブランドの中でもResidence Inn は長期滞在向けのブランドで部屋にはキッチン付きのスタジオタイプ。バスルームも広く、前泊ホテルとして十分すぎるクオリティでした。むしろ前泊用だけに泊まるのはかなり勿体無かったです。


パリCDG:ターキッシュ航空のチェックイン
翌朝、ターミナルへ移動してチェックインカウンターへ向かいました。ターキッシュ航空はCDGのターミナル1のHall 3を使っており、セルフチェックイン機とカウンター対応が並んでいます。

Hall 3のターキッシュ航空カウンター。混雑はそれほどでもなく、スムーズに手続き完了
スターアライアンスゴールド会員(SFC保有)として、ビジネスクラスチェックインカウンターを利用できました。一般カウンターより列が短く、荷物預けもスムーズです。
出国後のターミナルはCDGらしい広々とした空間で、クリスマスシーズンの装飾がまだ残っていました。

早朝のCDGスターアライアンスラウンジ:まさかのフォアグラの提供もあり、予想以上の内容でした
スターアライアンスゴールド資格(SFC)でスターアライアンスラウンジへ入室しました。早朝ということあって、そこまで食事も期待していなかったのですが、今まで訪れたラウンジの中でいちばんの驚きがありました。

内装は落ち着いたグレーとウッドを基調としたモダンな空間。窓側にはハイチェアのワークスペースがあり、ソファ席も十分にあります。

バーコーナーも充実していて、ウイスキーやワインが並んでいます。朝でも飲めます。

フードコーナーが特に充実していました。クロワッサン・チョコレートデニッシュなどのペストリー類はもちろん、コールドビュッフェにはハム・チーズ・サラミが並んでいます。


そして個人的に一番驚いたのがこちらでした。正直今まで入った世界のラウンジの中で一番ど肝を抜かれました!

なんと、フォアグラ(鴨)のテリーヌが無造作に並んでいました。さすがパリです。「このラウンジ、かなりレベルが高い」と感じました。利用したのが年始だったので特別メニューだったかもしれません。スタアラ系でCDGを使う機会がある方には、ぜひ活用していただきたいラウンジです。
お茶はKusmi Tea(パリ発の高級ティーブランド)が6種類揃っていました。

一通りビュッフェから取り終えて一息。これが旅のいちばん好きな時間かもしれません。パリのカフェでフランスの方はよくオレンジジュースをパンと一緒に食べていたので、オレンジジュースも添えて最後まで現地スタイルを味わえました。しかし、ラウンジのオープンが6:00からである一方で、ボーディングタイムが18:20だったので泣く泣く15分弱でラウンジを去りました。

ターキッシュ航空TK1830 パリ→イスタンブール搭乗
ラウンジを出てゲートへ向かいました。TK1830便は24番ゲートからの出発でした。

機材はA321neo。エコノミークラスは黒×赤のシートで、シートピッチは標準的です。このA321neoは機齢も浅く。内装は非常に清潔で、モニターも高機能でした。フライト時間は約3時間なので、特に不満はありませんでした。

個人モニターは全席装備されています。カッパドキアの熱気球映像をはじめ、トルコ各地の名勝が変わるがわるウェルカムスクリーンに流れていてトルコらしい演出でした。

離陸前、窓から外を眺めるとスターアライアンス系のキャリアがずらっと。


機内食:3時間の短距離路線でもしっかりとしたミール
パリ→イスタンブールは約3時間のフライトですが、機内食は欧州の短・中距離線にしてはクオリティが高かったです。選択肢は「チーズペイストリー(ほうれん草が入ったキッシュ)」か「バナナブレッド(ブルーベリーとバニラソース添え)」の2択でした。トルコ紅茶(チャイ)と一緒にいただきました。


もう一つの選択肢はこちら。

窓からの景色:アルプス上空が最高でした
フライト中、窓の外を見ていたら雪をかぶったアルプスが広がる場面がありました。

イスタンブールの空港に近づくと、黒海の海岸線が見えてきました。

イスタンブール空港(IST)到着
着陸後、エプロンを見るとサウジアラビア航空機とターキッシュ機が並んでいました。世界中の航空会社が集まるイスタンブールらしい光景です。

ISTターキッシュラウンジ:これが噂の「世界最高峰」でした
乗り継ぎ時間は約3時間。目当てはもちろんターキッシュ航空のMiles&Smilesラウンジです。

扉を開けた瞬間、「これはただのラウンジじゃない」と思いました。
広さは数千平方メートル規模。木の床に白いソファが並び、ドーム型の天井が開放感を演出しています。そこかしこにシェフが立ち、料理を提供しています。

メインダイニングには巨大なビュッフェカウンターが広がり、シェフが調理しながら料理を補充しています。

コールドビュッフェにはトルコ料理が一通り揃っています。フムス・タブーリサラダ・ヨーグルトなど、本場の料理がラウンジで食べられるとは思っていませんでした。

ライブキッチンではグリル料理が次々と出てきます。


実際に盛っていただいたのがこちらです。キョフテは日本ではなかなか食べれないですが、個人的にトルコ料理で一番好きなので、思う存分頂いてしまいました。

デザートコーナーも圧巻でした。バクラワ・クッキー・ケーキが所狭しと並んでいます。また、洋菓子コーナーは、かの有名なオーストリアのDEMEL(デメル)のケーキがたくさん。



飲み物コーナーも充実しています。缶飲料・ジュース・ミネラルウォーターが壁一面に並ぶセルフサービス式です。基本はトルコの飲料が中心で、コカコーラやジンジャーエールなどはありません。また、イスラム教国ということもあり、アルコール系はひっそりとした場所や棚に置かれています。

名物のシミット(トルコ風ゴマリング)専用ケースもありました。さらに、ラウンジ内でも目立つトルコ風ピザ(ピデ)のライブキッチンも立ち寄らねばいけません。サクサクの生地なので、そんなに重くなく、スナック感覚で食べられます。



そして何より最高だったのが、食事しながら見えるこの景色です。

窓の外にはイスタンブール空港の巨大ターミナルが広がり、人々が行き交う様子を見下ろしながら食事ができます。乗り継ぎの3時間がまったく苦にならなかった理由がここにあります。
ラウンジの入室条件まとめ
| 条件 | 入室可否 |
|---|---|
| ターキッシュ航空ビジネスクラス | ○(ビジネス専用ラウンジがあります) |
| スターアライアンスゴールド(SFCなど) | ○ |
| Miles&Smilesエリート会員 | ○ |
| エコノミー一般乗客 | × |
注意:プライオリティパスではこのMiles&Smilesラウンジには入れません。
前編まとめ:CDGからISTまでの感想
今回のパリ→イスタンブール区間を振り返ると、予想以上に満足度が高かったです。
- CDGスターアライアンスラウンジ:フォアグラやKusmi Teaが出てくる本格派。朝食としては十分すぎる内容でした
- ターキッシュ航空エコノミー:3時間で良さげな機内食、モニター付きで快適です
- ISTターキッシュラウンジ:「世界最高峰」と言われるのが体感できました。3時間の乗り継ぎがご褒美になるレベルです
正直、帰路の乗り継ぎがこれほど楽しくなるとは思っていませんでした。「直行便でさっさと帰る」よりも、乗り継ぎを上手く使って体験を増やす旅の組み方も悪くないと実感できた旅でした。
後編では、イスタンブールから台北経由で帰国した記録をお伝えします。台北桃園空港のエバー航空とシンガポール航空のラウンジを両方使った話も含めてご紹介します。
後編はこちら→(後編公開後にリンク追加)

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